本当に地球にやさしいの?
- 2008-04-09
- 09:30
鎌倉市と逗子市とは焼却ごみに関する広域処理協定を結んでいた。
焼却ごみのうち生ごみの処理を鎌倉市がその他の焼却ごみ処理を逗子市が分担すると言うのがその内容である。そこで鎌倉市は生ごみの処理方式を決定すべく審議会にかけ、その結論としてメタン発酵による(仮称)バイオリサイクル方式を採用する事になった。その設備の建設予定地は当初大町だったが、世界文化遺産登録に当ってメタン発酵槽の高さが景観を損ねるとして急遽建設予定地を関谷に変更した。それまでなんの説明もなかったが、なぜか間髪を入れず関係住民に対してバイオリサイクル計画の説明会を度々開催してPRに努めた。しかし、この関谷の土地は鎌倉市における農業振興地域のど真ん中にあたり、ごみと農作物の連想から風評被害を心配した農家の方々の反対するところとなった。反対運動は二万人もの署名を集めるなど大規模なものになったが、鎌倉市は強引に関谷の土地を買収すべく議会の承認を得てその費用を予算化した。
ところが広域処理の一方の当事者である逗子市から、バイオリサイクル計画はノーであるとの意志表示をつきつけられた。逗子市にはなんの相談もなく一方的に大町から関谷に建設地を変更され、逗子市にとっては生ごみの運搬距離が増えた事で、バイオリサイクルするメリットが減少した事が大きいのではないかと思う。さらに、都市部でのバイオリサイクル実績がなく、実行するには根拠が薄弱であるとしている。
実は筆者もバイオリサイクル計画に対し気になっていることがある人間の一人である。そもそもこの方法がそんなにメリットがあるなら民間企業も採用してしかるべきであるが、そんな話しを聞いた事がない。環境問題では本当に正しいか疑わしい例があることを念頭に置くべきである。例えばレジ袋の問題である。ごみ出しなどの際レジ袋にごみをまとめて入れるのに便利だから有効活用している例が殆どではないかと思う。レジ袋が廃止若しくは有料化されるとこれに代わる別のプラスチック製品が使われるはずで地球環境にとってはなんにも効果が上がらないことになる。なんとなく地球に優しいと思いこんでいることが以外にそうでもない例が他にも沢山ある。
バイオリサイクル計画の対象になっている生ごみは市の説明によると水分が80%と以外に低い。この水分量ならごみが自然(「じねん」と読む。一旦燃えてしまえば燃焼物の燃焼熱で燃焼物が燃焼する現象)する領域に非常に近い。従って焼却だと言って目くじらを立てるほどのことはない。一方、メタン発酵処理の方は生ごみを搾汁と絞り粕に分け搾汁をメタン発酵してメタンガスという有価物を得、搾り粕を外部焼却処理する。メタン発酵は発酵残渣(消化液)が副生するのだが、審議会の結論ではこれを焼却処理すべきと答申している。しかし、市の説明ではその前処理として活性汚泥処理をし、その残渣(余剰汚泥)を脱水濾過、濃縮乾燥処理をしてから、焼却処理(外部委託)をするという。この過程ではかなりのエネルギーが使われる。ことによったらせっかく得たメタンガスが全て使われ、更に重油を投入しなければならないこともありうる。加えて外部委託焼却のために運搬するエネルギーも必要である。エネルギー保存の法則に従えば焼却とメタン発酵とでそんなに追加エネルギーが違うとは考えにくい。
あたかも、バイオリサイクル計画では焼却などしないで済むような印象をもたせ、焼却ごみが半減するなどと説明している。議会もそう信じこまされている節がある。だからこそ関谷の土地買収を認めたのであろうが、素人だと思ってあなどっていると思う。その点逗子市はこの方式の問題点を見ぬいている。また鎌倉市の生ごみ処理を検討した審議会でさえもこの計画は世界初の試みだと認めている。つまり困難な計画だという事だ。
トータルで見て本当に地球に優しい計画かどうか市民はしっかりとウオッチしなければならない。無駄な税金が使われないためにも。そして真に良好な環境を子孫に残すためにも。
焼却ごみのうち生ごみの処理を鎌倉市がその他の焼却ごみ処理を逗子市が分担すると言うのがその内容である。そこで鎌倉市は生ごみの処理方式を決定すべく審議会にかけ、その結論としてメタン発酵による(仮称)バイオリサイクル方式を採用する事になった。その設備の建設予定地は当初大町だったが、世界文化遺産登録に当ってメタン発酵槽の高さが景観を損ねるとして急遽建設予定地を関谷に変更した。それまでなんの説明もなかったが、なぜか間髪を入れず関係住民に対してバイオリサイクル計画の説明会を度々開催してPRに努めた。しかし、この関谷の土地は鎌倉市における農業振興地域のど真ん中にあたり、ごみと農作物の連想から風評被害を心配した農家の方々の反対するところとなった。反対運動は二万人もの署名を集めるなど大規模なものになったが、鎌倉市は強引に関谷の土地を買収すべく議会の承認を得てその費用を予算化した。
ところが広域処理の一方の当事者である逗子市から、バイオリサイクル計画はノーであるとの意志表示をつきつけられた。逗子市にはなんの相談もなく一方的に大町から関谷に建設地を変更され、逗子市にとっては生ごみの運搬距離が増えた事で、バイオリサイクルするメリットが減少した事が大きいのではないかと思う。さらに、都市部でのバイオリサイクル実績がなく、実行するには根拠が薄弱であるとしている。
実は筆者もバイオリサイクル計画に対し気になっていることがある人間の一人である。そもそもこの方法がそんなにメリットがあるなら民間企業も採用してしかるべきであるが、そんな話しを聞いた事がない。環境問題では本当に正しいか疑わしい例があることを念頭に置くべきである。例えばレジ袋の問題である。ごみ出しなどの際レジ袋にごみをまとめて入れるのに便利だから有効活用している例が殆どではないかと思う。レジ袋が廃止若しくは有料化されるとこれに代わる別のプラスチック製品が使われるはずで地球環境にとってはなんにも効果が上がらないことになる。なんとなく地球に優しいと思いこんでいることが以外にそうでもない例が他にも沢山ある。
バイオリサイクル計画の対象になっている生ごみは市の説明によると水分が80%と以外に低い。この水分量ならごみが自然(「じねん」と読む。一旦燃えてしまえば燃焼物の燃焼熱で燃焼物が燃焼する現象)する領域に非常に近い。従って焼却だと言って目くじらを立てるほどのことはない。一方、メタン発酵処理の方は生ごみを搾汁と絞り粕に分け搾汁をメタン発酵してメタンガスという有価物を得、搾り粕を外部焼却処理する。メタン発酵は発酵残渣(消化液)が副生するのだが、審議会の結論ではこれを焼却処理すべきと答申している。しかし、市の説明ではその前処理として活性汚泥処理をし、その残渣(余剰汚泥)を脱水濾過、濃縮乾燥処理をしてから、焼却処理(外部委託)をするという。この過程ではかなりのエネルギーが使われる。ことによったらせっかく得たメタンガスが全て使われ、更に重油を投入しなければならないこともありうる。加えて外部委託焼却のために運搬するエネルギーも必要である。エネルギー保存の法則に従えば焼却とメタン発酵とでそんなに追加エネルギーが違うとは考えにくい。
あたかも、バイオリサイクル計画では焼却などしないで済むような印象をもたせ、焼却ごみが半減するなどと説明している。議会もそう信じこまされている節がある。だからこそ関谷の土地買収を認めたのであろうが、素人だと思ってあなどっていると思う。その点逗子市はこの方式の問題点を見ぬいている。また鎌倉市の生ごみ処理を検討した審議会でさえもこの計画は世界初の試みだと認めている。つまり困難な計画だという事だ。
トータルで見て本当に地球に優しい計画かどうか市民はしっかりとウオッチしなければならない。無駄な税金が使われないためにも。そして真に良好な環境を子孫に残すためにも。





コメント
こんなに文章の塊では、読むのがキツいです(><);
多くの人に、より大きな感動(?)を与える配慮を、ガンガン採用して下さい。
趣旨には、心より賛同しますが ・・・
ポイントだけで良いんです。
(失礼しましたm(__)m)
趣旨賛同にも感謝いたします。
そして、アドバイスありがとうございます。
色々と情報をと考えております。
今後も宜しくお願いいたします。
「リストランテ ア リッチョーネ畑 リアルタイム」にコメントを頂きありがとうございます
玉縄地区の歴史は大変参考になっております。
今後ともよろしくお願いいたします。
どうもありがとうございます。
リンクも一同、大変嬉しく思っております。
同じ思いを持っておられる事で、リストランテ ア リッチョーネ様サイト内で記事に読み入ってしまいました。
我々も色々な情報を出来るだけ、書き込んで行きたいと考えております。
こちらでも、リストランテ ア リッチョーネ 畑隊長様のページリンクを準備させていただきます。宜しくお願いいたします。